「優秀で完璧なウィンガーだ」「南野獲得はギャンブル」 モナコ移籍の南野拓実に二極化する地元紙から評価

昨季の2冠達成に大きく貢献 photo/Getty Images

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南野はモナコでどんな成績を残すか

リヴァプールからモナコへと移籍を決めた南野拓実。今季は世界最高峰のクラブで出場機会が少ないながらも結果を残し、カラバオカップやFAカップで躍動してクラブの国内2冠に大きく貢献した。

そんな南野にはさまざまなクラブが関心を示すなか、新天地へと選んだクラブがモナコだ。今季はリーグ・アンで3位でシーズンを終了しており、リーグで絶対王者に輝くパリ・サンジェルマンから覇権を奪取に期待される。

そんな南野に対して地元メディアの意見は二極化している様子。仏『L'EQUIPE』では南野の獲得に大きく期待しており、「技術的にも優秀で完璧なウィンガーだ。パスやフィニッシュへのアクションも優れており、フィリップ・クレメント監督の戦術へ容易に適応できる」と南野を高く評価した。「ユルゲン・クロップの下での戦術的な経験は、若いチームのプラスになるはず」と若い選手たちのお手本になれる存在だと称している。
しかし仏『SO FOOT』では南野のモナコ移籍は「両者にとってギャンブルとなる」と表現。モナコで南野は「セネガル代表MFクレパン・ディアタ、フランス人MFのソフィアン・ディオプ、ポルトガル代表MFジェルソン・マルティンスとの激しいポジション争いを制する必要がある」と報じており、またリヴァプール時代のように出場時間が制限されてしまうかもしれないと指摘した。

南野のフランス挑戦は、どのような結果を迎えるだろうか。フランスで成功した攻撃的な日本人プレイヤーは少なく、南野がその先駆者となってほしいところだ。

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