ミランよりニューカッスルを選んだボトマン 本人が明かした決断の理由

プレミアの水に馴染めるか photo/Getty Images

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アヤックスユース出身の有望株

リールからニューカッスル・ユナイテッドへの移籍が正式に発表されたDFスヴェン・ボトマン。ミラン行きも噂されていたが、彼にとってはニューカッスル行きの方がわずかに魅力的だったようだ。

ボトマンは190cmオーバーの長身を持つ左利きのCB。22歳の若さながらここ2シーズンに渡ってリールの砦として活躍し、1月の時点でもニューカッスルへの移籍が噂されていた。

結果的に3500万ポンド(約58億円)の移籍金で、今夏のニューカッスル行きが決まったボトマン。英『The Mirror』は、ニューカッスルを選んだ理由について明かしたボトマンのコメントを紹介している。

「最終的には、ニューカッスル・ユナイテッドの素晴らしいプロジェクトとプレミアリーグでプレイできることが決め手となったよ」

「後者(プレミアリーグでのプレイ)は僕の人生の中でずっと夢だった。ミランもよかったけど、ニューカッスルが最終的にちょっとだけ良く感じたんだ」

昨季途中にオーナーが代わり、監督交代と大型補強でシーズン後半から驚異的な追い上げを見せたニューカッスル。一時はリーグ最下位まで沈みながらも、最終的には11位で余裕のプレミア残留を決めてみせたこともあり、今後のニューカッスルには注目が集まっている。

その一方でニューカッスルがここまでに獲得した新戦力はイングランド代表GKニック・ポープのみとなっており、あとはローン移籍だったDFマット・ターゲットをアストン・ヴィラから完全移籍で買い取ったくらい。半年前に続き、堅実かつ効果的な補強を心がけている印象だ。

そんなクラブが大金を投じて獲得した期待の大型DFボトマン。本人が夢だと語った今季のプレミアデビューに期待が高まる。

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