開いたペドリやガビとの大きな差 8月で23歳となる“元バルセロナの希望の星”は新天地で飛躍できるのか

近年は思うように成長できていないリキ・プッチ photo/Getty images

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新天地はイタリアか

来季からシャビ・エルナンデス体制2年目となるバルセロナ。補強はまだ進んでいないが、既存戦力ではペドリやガビ、アンス・ファティなど注目したい選手は多く、注目のシーズンとなる。

そんなバルセロナだが、西『AS』によると戦力外とされるオスカル・ミンゲサやリキ・プッチらにトレーニングの不参加を許可したようだ。シーズン開幕も近く、去就を決める時間に充ててほしいとシャビは考えたのだろう。

8月で23歳となるプッチは、伸び悩んでしまった印象が強い。トップチームには18-19シーズンから帯同しており、スタメンに定着する時期もあった。しかし当時の指揮官であるキケ・セティエンが解任されると、序列を下げ昨季のリーグ戦では475分しかプレイすることができていない。
西『todofichajes.com』によるとセリエAのラツィオとリーガ・エスパニョーラのバレンシアが興味を示しているようだ。また西『SPORT』ではポルトガルのベンフィカも候補であると伝えており、この3クラブのどこかが新天地になると予想される。本人の希望はスペイン国内のようだが、バレンシアの指揮官がジェンナーロ・ガットゥーゾになったことで交渉が停滞しているという。

プッチはより安定感を得ることが飛躍の道か。光るプレイを見せることもあるが、不用意なボールロストや守備での対応ミスなど気になるところは多い。得点に直結するプレイの少なさも改善点であり、移籍先で地位を向上させるにはプレイタイムを得るしかない。

バルセロナで伸び悩んでしまっているプッチ。同じく若手枠だったペドリやガビは物凄い勢いで成長しており、スペイン代表にまで上り詰めた。開いた差は大きく、ここからの逆転劇に期待したい。

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