バルセロナやアーセナルでプレイした経験を持つも昨季の出場時間は“36分”のみ フリーとなったスペインの魔術師はどこへ行く

モナコでプレイし現在はフリーとなっているセスク・ファブレガス photo/Getty images

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モナコに所属していた

昨季はスペイン2部を戦い、6位で終えたジローナ。リーグ戦終了後に昇格プレイオフを戦い、エイバルとテネリフェを破って6位から1部昇格を決めた。最後のリーガ・エスパニョーラを戦ったのは18-19シーズンであり、それ以来の1部となる。

そんなジローナは昇格にあたって積極的な補強に動いており、西『todofichajes.com』によると元スペイン代表のMFセスク・ファブレガス獲得の可能性があるという。

アーセナル、バルセロナ、チェルシー、モナコと各国リーグの上位クラブを経験し、そのモナコを退団して現在はフリーとなっているセスク。モナコ加入後はある程度のプレイタイムを得ていたが昨季は激減し、リーグ戦では36分しかピッチに立っていない。その主な要因は怪我であり、21-22シーズンは38試合を欠場してしまっている。
報道によるとメジャーリーグサッカーやUAE方面からもオファーがあるようだが、そちらにはいかず欧州でプレイを続けるようだ。現在は休暇中であり、終わり次第去就が決定されることになるか。

昨季はほとんど怪我の影響でピッチに立てなかったセスクだが、バルセロナ以来のリーガ復帰となれば注目は集まるだろう。35歳ともう若くはないが、873分プレイしたモナコでの20-21シーズンはビッグチャンスクリエイト数3回にキーパス25本と確かなスタッツを残している。同じくキーパスを25本供給したシブリル・シディベは1981分のプレイタイムを得ており、より短い時間でこのスタッツを残したセスクの能力の高さが際立つ。現在はフリーとなっており、スペイン代表としてW杯を制したMFは来季どのクラブでプレイするのだろうか(データは『SofaScore』より)。

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