セバージョスはレアルMF陣でいったい何番手? 昨季出場時間《338分間》から目指す大逆襲

昨季は出番が増えなかったセバージョス photo/Getty Images

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黄金トリオにチュアメニら強烈ライバル

今夏にモナコからMFオーレリアン・チュアメニを加えたレアル・マドリードは、中盤の層がかなり厚くなっている。ルカ・モドリッチ、カゼミロ、トニ・クロースの黄金トリオは健在であり、そこに若いエドゥアルド・カマヴィンガ、チュアメニ、フェデリコ・バルベルデらが勝負を挑むことになる。

新シーズンも基本は黄金トリオを軸に、チュアメニやカマヴィンガにはローテーション組として出番を与えていくことになるだろう。ただ、そこに割って入ろうとするもう1人のMFも忘れてはならない。

燃えているのは、MFダニ・セバージョスだ。
現状セバージョスがレアルの中盤で何番手にあるかは判断が難しいが、少なくとも黄金トリオよりは序列が下となる。出番を確保するには、サブ組から地道にアピールするしかない。

昨季は怪我で前半戦を棒に振ってしまったことも響き、最終的には全コンペティション合わせても338分間しか出番が与えられなかった。今夏の移籍を考慮してもいいはずだが、スペイン『Cadena SER』によればセバージョスはレアルでの成功を諦めていない。

「昨季の終盤に監督が僕を信頼してくれたのは大きかった。おそらくプレシーズンでは出番を得られるはずだから、今はを上手くスタートすることが重要になるね」

カマヴィンガ、チュアメニのフランス人MFコンビ、ウルグアイ代表のバルベルデも優秀なMFだが、彼らは攻撃的にゲームをコントロールするタイプの選手ではない。攻撃面ではセバージョスが上と考えることもでき、その部分をプレシーズンにアピールできれば序列に変化を与えられるかもしれない。

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