ロナウドの代役にどうかと英紙が主張 評価が高まり続ける35歳となったジェイミー・バーディの現在地

勢いが衰えないジェイミー・バーディ photo/Getty images

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イングランドを代表する点取り屋だ

昨季は思うように調子が上がらず、8位でプレミアリーグを終えたレスター・シティ。主力に怪我人が続出したこともそうだが、パトソン・ダカやブバカリ・スマレと獲得した選手が思ったようにチームにフィットしなかったのも一つの要因だといえる。それでも8位のトップハーフでフィニッシュできたのはジェイミー・バーディの活躍があったからだろう。

15-16シーズンに24ゴール6アシストを記録し、チームのリーグ制覇に大きく貢献したバーディ。そこからは継続してゴールを奪っており、これまでプレミアリーグでは270試合で133ゴール45アシストの数字を残している。現役の選手でいえばトッテナムのハリー・ケインに続くスコアラーであり、評価を高め続けている。

バーディの強みはその得点力だ。35歳とベテランとなりスピードに陰りは見えるが、シュートセンス、ボックス内での動き出しはピカイチであり、昨季は終盤の4試合で5ゴールを決めている。PKキッカーの名手としても知られており、ここまでのキャリアの中で34回キッカーを務め、6度しかミスをしていない。
英『The Athletic』では退団が噂されるマンチェスター・ユナイテッドのクリスティアーノ・ロナウドの代役にバーディはどうかと推薦している。ズラタン・イブラヒモビッチ、オディオン・イガロ、エディソン・カバーニ、ロナウドとユナイテッドはこれまで前線に経験豊富なストライカーを獲得する傾向にあり、そこでバーディの名前が挙がったのだろう。前述したように決定力は素晴らしく、昨季は1805分で15ゴールを挙げている。同じく15ゴールのケビン・デ・ブライネは2205分、ディオゴ・ジョタは2372分とバーディよりも長くプレイしており、昨季シーズンを通して万全であれば23ゴールで得点王となったモハメド・サラーとソン・フンミンの争いに割って入っていた可能性はある。

35歳となっても衰えは見られず、ロナウドの代役にピッタリだと主張するメディアも現れた。移籍の可能性は低いといえるが、それだけ高く評価されている証であり、来季はどこまでゴール数を伸ばすのだろうか(データは『SofaScore』より)。

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