メッシ、アグエロに続く“120ゴール”でも序列は低下 なぜスターリングはシティからチェルシーに移籍するのか

チェルシー行きが濃厚なラヒーム・スターリング photo/Getty images

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移籍が確実視されている

マンチェスター・シティ所属FWラヒーム・スターリングのチェルシー行きが濃厚となっているようだ。英『BBC』によれば4500万ポンドにボーナスが付く形の契約になるようで、今後数日で正式な発表があるか。

そんなスターリングだが、シティで残した成績は素晴らしい。2015年から在籍しており、337試合で131ゴール94アシストを記録している。同紙によるとスターリングはジョゼップ・グアルディオラ監督のもとで120ゴールを挙げており、これはリオネル・メッシ(221ゴール)、セルヒオ・アグエロ(124ゴール)に続く好成績だという。

しかしシティでの評価は安定しておらず、その理由について同紙では「彼のフォームは一定ではない。効果的に見える時もあるが、ゴール前でチャンスを逃すこともある」とパフォーマンスの波の大きさを指摘している。実際にシティではそれが原因で序列を落としており、重要なゲームではベンチスタートになることが多い。またシティには来季からアーリング・ハーランドが加わることになる。彼と直接ポジションが被っているわけではないが、偽9番として3トップの中央を任されていたフィル・フォーデンがサイドに回ることになり、プレイタイムが減ってしまうことをスターリングは考えたのだろう。
そんなスターリングはチェルシーでポジションを得ることができるのか。同紙では偽9番やシャドーとして起用されることになるだろうと予想している。

チェルシーはロメル・ルカクをインテルに手放しており、来季は純粋な9番不在でシーズンを戦う可能性がある。その際前線であればどのポジションでも起用できるスターリングは使い勝手がよく、それでいて得点力がある。昨季はリーグ戦で13ゴールを決めており、チェルシーでスターリングよりもゴールを決めた選手は昨季いなかった。怪我も少なくシーズンを通して計算できる点も評価が高いのだろう。

リヴァプール、シティに続きチェルシーでプレイすることになればBIG6の3クラブに所属することになるスターリング。チェルシーではシティよりも序列が高くなる可能性があり、来季の活躍に期待だ。

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