ゴールでもアシストでも貢献できる万能型FW 鹿島で絶対的な得点源となる鈴木優磨

攻撃の起点となる鈴木 photo/Getty Images

E-1選手権でも見たい人材だ

鹿島アントラーズはJ1第20節でセレッソ大阪と対戦し、3-3のドローで終えた。この試合で1得点1アシストを決め、チームに貢献した男が鈴木優磨だ。

試合は1-1で迎えた52分、鹿島が高い位置でボールを回収すると広瀬陸斗がクロスを供給する。中で待っていた鈴木はワントラップで相手DFをかわし、左足を一閃。ストライカーのセンスが光るゴールでチームを一時逆転に導く。

さらに2-3と1点ビハインドとなった89分、後方からのロングパスに反応しヘディングでエヴェラウドにパスを送る。するとエヴェラウドが芸術的なオーバーヘッドを決めて同点に追いつく。ゴール自体もスーパーだったが、鈴木が身体を張ってエヴェラウドへとつなげた結果生まれた得点だ。

勝点3獲得とはいかなかったものの、好調なC大阪相手に土壇場の劇的ゴールで同点に追いついた鹿島。1得点1アシストと大きく貢献した鈴木は、類まれなる得点能力に加え、持ち味であるフィジカルでゴールの起点にもなれる。上田綺世が移籍した鹿島だが、エヴェラウドとのコンビも良好だ。

ストライカーにもチャンスメイカーにもなっており、まさに“得点源”となる鈴木。今の日本で彼以上に万能型なFWもいないだろう。7月にはE-1選手権を戦う日本代表でも、鈴木が最前線で躍動する姿に期待したい。

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