ムバッペを止める守備者に、冨安とのサイド攻防戦も ブライトンで三笘薫が対峙するプレミア屈指の右SBたち

22-23シーズンからブライトンでプレイすることになった三笘薫 photo/Getty images

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世界最高峰の舞台で戦うことになる

川崎フロンターレで名を揚げ、プレミアリーグのブライトンに引き抜かれた三笘薫。昨季は就労ビザの関係でベルギーのロイヤル・ユニオン・サン・ジロワーズでプレイすることになり、慣れないウイングバックでの起用となったが持ち前の攻撃力の高さを見せ、7ゴール3アシストと素晴らしい記録を残した。

そんな三笘はこれからプレミアリーグのブライトンで戦うことになる。自身のSNSでは「今シーズンからBrighton & Hove Albion FCでプレーすることになりました。夢であったプレミアリーグでプレーできることを嬉しく思います。頑張ります!」とコメントしている。

ブライトンは[3-5-2]や[4-2-3-1]で戦うことが多く、おそらくウイングバックやサイドハーフでの起用が予想される。その際はマルク・ククレジャらと左サイドでコンビを組むことになるが、三笘の突破力はどこまでプレミアリーグに通用するのか。日本代表ではブラジル代表と対戦した際にエデル・ミリトンにドリブルが封じられる場面があり、いくら三笘とはいえ苦戦からスタートすることになるか。
プレミアには素晴らしい守備者が揃っており、左サイドに三笘が起用されれば対峙することになるのは右サイドバックの選手となる。より守備に特化した選手であればマンチェスター・シティのカイル・ウォーカーの名前が挙がる。スピード、強さ、賢さの三拍子を揃えた守備者でキリアン・ムバッペやヴィニシウス・ジュニオールでさえ止めてしまう実力者だ。

チェルシーのリース・ジェイムズも守備に定評のあるプレイヤーだ。ウォーカー同様に速く、強いタイプで、ウォーカーとの違いでいえば攻撃面で良さを発揮することができることだ。21-22シーズンは離脱する期間もあったが、それでも5ゴール9アシストとDFとは思えない得点力の高さを見せている。

アーセナルへ移籍した冨安健洋は昨シーズン評価を高め、プレミア屈指の右サイドバックになった。左サイドでもプレイ可能なユーティリティ性を備えており、ミケル・アルテタ監督は相手のエースに合わせて冨安のサイドを変える。しかし気になる点としては怪我の多さであり、万全の状態でブライトン対アーセナルの一戦を迎えたい。

プレミアリーグでプレイすることになれば相手のレベルは一気に高くなる。だが常に世界最高峰の選手と戦えるということであり、得られる経験値はベルギー時代の比ではないだろう。ブライトンの開幕戦は8月7日のマンチェスター・ユナイテッド戦となっており、ピッチに立つ三笘に期待だ。

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