チェルシーは現状唯一のCFを売るのか残すのか 20歳ストライカーの去就が水曜日に決定?

昨季はサウサンプトンでプレイ photo/Getty Images

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サウサンプトンで評価を上げたブロヤ

昨季9750万ポンド(160億円)という大金で獲得したFWロメル・ルカクを、インテルへローン移籍で放出したチェルシー。これによりサウサンプトンで武者修行していた若きストライカー、アルマンド・ブロヤを戦力として残すのか否か、注目が集まっている。

チェルシーにはFWカイ・ハフェルツやFWティモ・ヴェルナーといった選手はいるものの、ルカクのような純粋なCFタイプの選手がブロヤ以外にいない。加入が近づいているFWラヒーム・スターリングも同様で、ブロヤが残留すればトーマス・トゥヘル監督の戦術の幅も広がり、貴重なオプションとなることは間違いない。

英『Daily Mail』によれば、ニューカッスル・ユナイテッドやエヴァートン、ウェストハムなどからブロヤへのオファーがあるようで、今週水曜日にチェルシーとブロヤの代理人が彼の去就について話し合うという。

ニューカッスルならFWクリス・ウッドやFWカラム・ウィルソン、エヴァートンならFWドミニク・カルバート・ルーウィン、ウェストハムならFWマイケル・アントニオなどといった選手たちとのポジション争いが待っている。いずれもプレミアで結果を残してきた実力者で、お手本となる先輩ストライカーたちと切磋琢磨できるという点では、チェルシー残留よりも移籍の方が魅力的といえるだろう。

同メディアによれば、ブロヤを望む各クラブは基本的に完全移籍を望んでおり、チェルシーは3000万ポンド(49億円)の移籍金を設定している。噂に挙がっているFWロベルト・レヴァンドフスキやFWクリスティアーノ・ロナウドといった選手をチェルシーが獲得するのであれば、ブロヤの放出は濃厚となるはずだが、今週水曜日の話し合いはどのような結末に至るのか。

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