EURO2020で大ブレイクも昨季は0ゴール…… 怪我に苦しんだデンマーク若き仕掛け屋完全復活へ

デンマークのNewヒーローとなったダムスゴー photo/Getty Images

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昨季は怪我で悔しいシーズンに

昨夏のEURO2020で大ブレイクし、甘いマスクもあって人気急上昇となったのがデンマーク代表MFミッケル・ダムスゴー(22)だ。

EURO2020で初めてダムスゴーを知った人もいたはずだが、大会でダムスゴーは2ゴール1アシストと躍動。敗れはしたが、準決勝のイングランド戦で決めたゴールは衝撃の一発だった。チームもベスト4の成績を残すことになり、ダムスゴーも手応えを掴んだことだろう。

しかし、EURO後に試練が待っていた。ダムスゴーは所属するサンプドリアで昨年10月に大怪我を負ってしまい、約半年にわたって離脱することに。シーズン終盤に復帰したものの、完全復活とはならないままシーズンが終わってしまった。昨季は結局セリエA11試合で0ゴールだ。
悔しいブレーキとはなってしまったが、復活へ準備は進んでいる。先月のネーションズリーグでもデンマーク代表に招集され、3試合に出場。今年のワールドカップでも旋風を巻き起こすことが注目されるデンマーク代表において、若き仕掛け屋ダムスゴーは欠かせないピースなのだ。昨季の大半を棒に振っても代表で出番を与えられるところに信頼度の高さがうかがえる。

今月3日には22歳の誕生日を迎えた。新シーズンこそはセリエAで特大のインパクトを残したいところで、上手くいけばステップアップのチャンスも出てくるだろう。EURO2020の衝撃から1年が経ってしまったが、サンプドリアのサポーターは新シーズンこそベストなダムスゴーを待っている。

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