11番に変えて22-23シーズンこそ得点量産へ W杯メンバー争いに向け浅野拓磨の躍進は

浅野の新シーズンに注目だ photo/Getty Images

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11番はパルチザンで背負った番号だ

2020-21シーズンはセルビアリーグで得点を量産した浅野拓磨は、昨季ブンデスリーガへ再挑戦を果たすものの、3得点に終わってしまった。再起を期す日本代表FWは、新シーズンで輝きを放つことができるだろうか。

2016-17シーズンにシュツットガルトでドイツでの戦いをスタートさせた浅野。初年度は2部で26試合4得点を記録。翌年に1部昇格すると、出場機会を減らし15試合1ゴールにとどまってしまう。ハノーファーへと移籍するも、13試合の出場となってしまった。

そんな浅野はセルビアで自身の得点能力を覚醒させる。パルチザン2年目には33試合18得点とチームに大きく貢献。最終的には契約解除という形でチームを離れたが、昨季ボーフムと契約し、ブンデスリーガへの再挑戦を決断した。背番号「10」を付けるなどエースへと大きな期待を寄せられる。
しかし最終的には3ゴール4アシストで1年目のシーズンを終了。ゴールという数字では満足のいく結果ではなかっただろう。新シーズンではより結果が求められる。ウイングや、サイドハーフにトップ下などでも起用された浅野は、昨季チームトップのゴール数であるFWセバスチャン・ポルターの10得点を目指したいところだ。

そんな浅野は新シーズンで背番号を10番から11番へと変更する。11番はパルチザンで背負った番号でもあり、浅野にとって親しみのある番号だ。シーズン途中にはFIFAワールドカップも開催されるため、新シーズンでの活躍は日本代表生き残りをかけた戦いにもつながってくる。ドイツ代表とも対戦する日本において本国リーグでの経験値は大きな武器だ。ドイツでのさらなる躍進とW杯に向けて浅野の戦いに期待したい。

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