ラッシュフォードやマルシャルではなく18歳に注目すべし? 新戦力発掘が必須なユナイテッドで見たい”アルゼンチンの新星”

マンチェスター・ユナイテッドで期待されているアレハンドロ・ガルナチョ photo/Getty Images

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期待の星である

現状獲得したのはフェイエノールトのタイレル・マラシアのみと思うように補強が進んでいないマンチェスター・ユナイテッド。補強が噂されているのはバルセロナのフレンキー・デ・ヨングやアヤックスのアントニー、リサンドロ・マルティネスとエリック・テン・ハーグの教え子が多く、自分のサッカーを知る彼らを招集しユナイテッドのアヤックス化を進めたいのだろう。

来季のユナイテッドで気になる点は多く、その一つに攻撃の再構築がある。昨季の57ゴールはBIG6の中では最も少なく、一人で18ゴールを奪ったクリスティアーノ・ロナウドが退団する可能性もある。そのため新戦力の獲得や発掘が必須になる。

新戦力でいえば前述したアントニーがやってくる可能性が高い。アヤックスとユナイテッドではオファーの額に差があるようだが、教え子を求めるテン・ハーグはクラブに獲得を求めるだろう。
若手の発掘でいえばアカデミーでプレイするFWアレハンドロ・ガルナチョに注目が集まっている。左サイドを主戦場とする右利きのアタッカーで、2020年にアトレティコ・マドリードからやってきた。18歳ながらユナイテッドでトップチームデビューを飾っており、期待は大きい。

英『Daily Mail』では新シーズン活躍に期待するプレミアリーグの若手に注目しており、ユナイテッドからはガルナチョの名前が挙げられている。

左サイドでプレイするアタッカーでライバルとなるのはジェイドン・サンチョやマーカス・ラッシュフォード、アントニー・マルシャルになる。ただラッシュフォードやマルシャルは不調から抜け出せておらず、昨季は戦力としてチームに貢献できていない。22-23シーズンもその状態が変わらなければテン・ハーグ新監督がガルナチョを抜擢する可能性は考えられる。そうでなくとも来季はリーグ戦にEL、FAカップにカラバオカップと戦うコンペティションが多く、若手にもある程度の出場機会は与えられるだろう。

多くのアカデミー出身者をトップチームで起用し、定着させてきたユナイテッド。ガルナチョも彼らに続く可能性が高く、来季の活躍に期待だ。

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