アスピリクエタの放出は一旦ステイ チェルシー主将の去就はクリバリやアケの獲得次第か

チェルシーで長年活躍 photo/Getty Images

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DF大量流出中のチェルシー

DFアントニオ・リュディガーやDFアンドレアス・クリステンセンが契約満了で退団し、最終ラインの人材が不足しているチェルシー。DFセサル・アスピリクエタやDFマルコス・アロンソにも移籍の噂が出ているが、クラブは一旦アスピリクエタの退団を認めない方針のようだ。

2012年にチェルシーへ加入して以来、10シーズンに渡ってチェルシーでプレイしてきた32歳のアスピリクエタ。彼は現在バルセロナ行きを熱望しているようで、2年契約で個人合意に達したという報道も出ている。チェルシーとの契約は残り1年となっており、バルサが彼を獲得するには700万ポンド(11億円)の移籍金が必要なようだ。

しかし英『Daily Mail』によれば、チェルシーはアスピリクエタに対し、ディフェンスの強化が進むまでクラブを去ることはできない、と本人に告げたという。

アスピリクエタはチームのキャプテンというだけでなく、CB、SB、WBの3ポジションで起用可能な選手。昨季もさまざまなポジションでリーグ戦27試合に出場しており、ディフェンスラインの駒不足に陥っているチェルシーがひとまず手元に残しておきたいと考えるのも当然だろう。

現在チェルシーは、マンチェスター・シティのDFネイサン・アケや、ナポリのDFカリドゥ・クリバリの獲得に近づいていると噂されている。1人だと微妙なところだが、アケとクリバリの両者の獲得が決まれば、アスピリクエタの移籍にも恐らくゴーサインが出るだろう。長きに渡ってチェルシーを支え続けた功労者だが、2010年以来となる母国スペイン復帰となるのか。

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