ポテンシャルはハーランド、アルバレス級? シティで出番を得られなかったデラップに必要なのは出場機会

マンチェスター・シティを去ることになりそうなリアム・デラップ photo/Getty images

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クラブを去ることになるようだ

ガブリエウ・ジェズス、ラヒーム・スターリングをはじめ多くの選手がクラブを離れているマンチェスター・シティ。この夏で人員整理が行われており、22-23シーズンに向けて備えている。

FWリアム・デラップもクラブを去る可能性が高い選手の一人だ。ストーク・シティで活躍した人間発射台の異名を持つローリー・デラップの息子であり、プレミアリーグ2では20試合で24ゴール4アシストを記録したこともある。

しかしトップチームはアーリング・ハーランドとフリアン・アルバレスの若い2人のストライカーを確保しており、来季トップチームに上がったとしてもデラップは3番手のセンターフォワードになる。
移籍市場に精通しているファブリシオ・ロマーノ氏によるとバーンリーとサウサンプトンの2つの選択肢が移籍先としてあるようだ。バーンリーはローンで、サウサンプトンは完全移籍での獲得を求めている。バーンリーは元シティのヴァンサン・コンパニが指揮官で、サウサンプトンはギャヴィン・バズヌやロメオ・ラヴィアとシティのアカデミー出身の選手が多く、どちらのクラブでも適応は難しくないはずだ。

デラップが持つそのポテンシャルは確かであり、あと彼に必要なのは継続したプレイタイムだ。19歳とデラップと同い年で注目される選手はみな、所属するチームで確固たる地位を築いている。残念ながらシティでそれを実現するのは難しいが、イングランドの実質2部であるチャンピオンシップやプレミア下位のサウサンプトンであれば可能だろう。

過去には若手育成に長けたボルシア・ドルトムントが関心を寄せていたデラップ。シティがサウサンプトンに完全移籍で放出するとしてもラヴィアのように買い戻しオプションをつけると予想でき、これはポジティブな退団となるだろう。

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