ハーランド加えたシティにヌニェス獲得したリヴァプール BIG6で最も攻撃力のある3トップを組めるのはどこ?

マンチェスター・シティに加わったアーリング・ハーランド photo/Getty images

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来季が非常に楽しみだ

莫大な放映権料の流入もあって移籍市場では主役になることが多いプレミアリーグ。とくにBIG6と呼ばれる6チームがその中でもさらに資金力を持っており、毎年多くの金額を移籍市場につぎ込む。

今季目立っているのは攻撃陣のテコ入れだ。マンチェスター・シティはアーリング・ハーランド、リヴァプールはダルウィン・ヌニェス、チェルシーはラヒーム・スターリング、トッテナムはリシャルリソン、アーセナルはガブリエウ・ジェズスとすでにマンチェスター・ユナイテッド以外の5クラブは補強に成功している。

最も変化が見られるのはシティだろう。昨季までは純粋な9番を3トップの中央に置かない偽9番を軸に戦っており、好成績を残した。しかしその方針を捨てストライカーを加えて来季は戦うことになる。
英『Squawka』は夏の補強も含めた現時点でのBIG6の攻撃陣を評価しており、1位から6位までランク付けしている。

そのシティは3位となった。左からフィル・フォーデン、ハーランド、リヤド・マフレズと十分に破壊力のある3トップとなるが、ハーランドのフィットネスに疑問が残ると同紙は主張している。確かに怪我での離脱は少ないとはいえず、昨季は16試合を欠場している。プレミアは強度が高いリーグとして知られており、シーズンを通してハーランドを起用できないこと可能性があるため3位にシティがいるのだろう。

2位はリヴァプールだ。フロントスリーの一角であるサディオ・マネは抜けたがダルウィン・ヌニェスを獲得してその穴を埋めた。センターフォワードで起用される際はタイプの異なる両者だが、ヌニェスはよりゴール前で強さを発揮することができ、得点量産は間違いない。

1位はシティ、リヴァプールを退けトッテナムが選ばれた。ソン・フンミン、ハリー・ケイン、デヤン・クルゼフスキの3トップは昨季素晴らしい破壊力を見せており、そこにリシャルリソンが加わった。カウンターでも、押し込んだ相手からもゴールを奪うことができ、昨季ソンはサラーに並ぶ23ゴールを決めて得点王に輝いている。

同紙はそのソンとケインのコンビネーションがスパーズを1位にした根拠だと主張している。ハーランドは素晴らしいストライカーだがシティ1年目であり、昨季のロメル・ルカクの失敗を考えれば本領発揮となるのはまだ先の可能性がある。その点、ソンとケインのコンビは熟成されており、彼ら2人でどこまでも数字を伸ばすことができる。昨季はそこにクルゼフスキが加わり、より破壊力は増した。

今後の補強もあり楽しみなBIG6の攻撃陣。現時点ではスパーズがトップとなっているが、来季終了後にはどこが最も攻撃力のあるユニットを組んでいるのだろうか。

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