バイエルンはレヴァンドフスキとニャブリのW流出を回避できるか 残留に傾き始めている背番号7

バイエルン残留となるか photo/Getty Images

バイエルン退団が危ぶまれているニャブリ

チェルシーやレアル・マドリードなどが獲得に興味を示していたFWセルジュ・ニャブリ。どうやら彼の去就はバイエルン残留に傾いてきているようだ。

昨季はリーグ戦14ゴール5アシスト、チャンピオンズリーグでは8試合3ゴール1アシストの活躍を見せ、2019-20シーズンに次ぐ好成績を残していたニャブリ。バイエルンとの契約が残り1年となっていることもあり、今夏の移籍が噂されていた。

英『The Athletic』によると、彼は昨季のウィンターブレイク後、ユリアン・ナーゲルスマン監督によって右ウイングバックで起用されたことに不満を持っており、バイエルンとの契約延長にサインすることを拒否しているという。

しかし、バルセロナ行きが数日以内に決まる可能性のあるFWロベルト・レヴァンドフスキとは違い、ニャブリはアメリカで行われるバイエルンのプレシーズンツアーに参加する模様。数ヵ月後に開催されるカタールW杯を見越して、もう1シーズンバイエルンに留まることも考えているようだ。

独『Sky Sport』の記者フロリアン・プレッテンバーグ氏は、ニャブリとバイエルンの交渉に収束の雰囲気があると、自らのSNSで伝えている。彼はまだ残留を100%決断していないものの、数週間前よりはこの交渉に前向きなようだ。

最大の得点源であるレヴァンドフスキに続き、チーム2番目に多くのゴールを決めていたニャブリも失うとなればバイエルンにとって大きな痛手となる。FWレロイ・サネやFWトーマス・ミュラー、MFキングスレイ・コマン、新加入のFWサディオ・マネなど強力なアタッカーが顔を揃えるが、できるだけ早く彼の残留を確定させたいところだろう。

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