柏レイソルの前線をけん引する“好調男” ケガから復帰の武藤雄樹が3ゴールでチームに貢献

今季から9番を背負う武藤 photo/Getty Images

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鳥栖戦では決勝ゴールを奪う

今季好調の柏レイソルで、ケガから復帰後に高いパフォーマンスを発揮している男が武藤雄樹だ。昨夏チームに加入したストライカーは、ここまで高い貢献度を見せて上位進出に貢献している。

昨夏に浦和レッズから完全移籍で加入した武藤。ネルシーニョ監督の下で再起をかけ、得点源として期待されるもののゴールは奪えず。それでも持ち前の献身性とフリーランニングの上手さを見せ、味方の得点につなげるなど持ち味を見せた。

今季は背番号を浦和時代に背負った「9」に変えてシーズンを開幕するものの、右膝半月板損傷で2ヵ月の離脱を余儀なくされてしまう。苦しい時期も越えながら、迎えた第17節のヴィッセル神戸戦で移籍後ゴールを記録。さらに第19節の鹿島アントラーズ戦、第21節のサガン鳥栖戦でもゴールを決めて復活から一気に調子を上げていく。
昨季も見せていた献身さに加えて得点力が上がっている武藤。動き出しの技術の高さは浦和時代から見せており、ワンタッチで合わせてゴールネットを揺らすのは武藤の十八番といってもいいだろう。鳥栖戦でも絶妙な抜け出しから右足を振り抜いて決勝点を奪うなど、柏の攻撃陣をけん引。好調な男が上位戦線に生き残りたい柏を引っ張っているのだ。

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