マネの9番、カマヴィンガの最年少記録を塗り替えたレンヌの17歳 “レヴァンドフスキの後釜”はどうなる?

レンヌでプレイするマティス・ティル photo/Getty images

偉大なストライカーがクラブを去ることになる

絶対的な攻撃の支柱であったロベルト・レヴァンドフスキを売却することになったバイエルン・ミュンヘン。移籍金は5000万ユーロといわれており、残り1年の契約と考えれば高く売ることに成功した。

後釜はサディオ・マネになるか。リヴァプールから獲得したウイングだが、昨季はリヴァプールで偽9番を任されており、セルジュ・ニャブリやレロイ・サネ、キングスレイ・コマンとサイドが充実していることを考えればセネガル代表FWをセンターフォワードで使う可能性は高い。他の候補であれば以前からトッテナムのハリー・ケインにバイエルンが興味を示しているといった報道が見られるが、豊富な資金力を持つマンチェスター・シティでさえ引き抜けなかったことから現実的ではないだろう。

独『Bild』によるとバイエルンは新たなアタッカーとしてレンヌのFWマティス・ティルに興味を示しているようだ。すでにバイエルンは1000万ユーロにプラスしてボーナスも含めたオファーを提示したようだが、レンヌは2500万ユーロを求めている。

レンヌではエドゥアルド・カマヴィンガの持つ公式戦出場の最年少記録(16歳110日)を塗り替えたティル。フランスのアンダー世代では常連であり、レンヌでは昨季7試合でピッチに立った。

攻撃的なポジションであればどこでも務められるユーティリティ性を持っており、U-17のフランス代表ではストライカーとしてチームに貢献している。体格の良さとスピードが目立っており、まだまだ発展途上ではあるが、バイエルンの期待は大きい。

バイエルンはこのティル獲得に熱心であり、レンヌが求める2500万ユーロの金額を払うと見られている。レンヌではまだ10試合にしか出場しておらず、『transfermarkt』での市場価値はたった200万ユーロの17歳にバイエルンは10倍以上の移籍金を払うことになるのだろうか。

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