PSGがスカッドのスリム化のために10人を放出? 内田と共にシャルケで活躍したドラクスラーはどこへ行く

再びドイツでの飛躍を目指すユリアン・ドラクスラー photo/Getty images

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28歳となった

近年では板倉滉や吉田麻也が所属するなど日本での知名度も上がっているシャルケ。昨季は2部での戦いを経験しており低迷してしまったが、1年で1部復帰を果たした。

そんなシャルケが毎年上位争いをしていた11-12シーズンから14-15シーズンに主力として活躍していたのが、パリ・サンジェルマンのユリアン・ドラクスラーだ。シャルケの生え抜きで、17歳と117日でブンデスリーガデビューを果たしている。とくに12-13シーズンの活躍は素晴らしく、10ゴール3アシストを記録してチームの4位フィニッシュを支えた。当時は内田篤人も在籍しており、チームメイトとしてCLを戦っている。

その後ヴォルフスブルクを経由してパリ・サンジェルマンにやってきたが、近年は出場機会に恵まれておらず、昨季リーグ戦では542分しかプレイしていない。それもそのはずでネイマールやキリアン・ムバッペ、リオネル・メッシとライバルはワールドクラスばかりであり、しかも昨季は怪我での離脱もあって満足にピッチに立てなかった。
独『Kicker』によるとPSGはスカッドをスリムにしたいと考えており、10人の放出リストがあるようだ。28歳のドラクスラーもその中に入っており、退団が濃厚だという。

仏『lequipe』によるとドラクスラーは11月のワールドカップ・カタール大会の出場を目指しており、ドイツ復帰を考えているようだ。4月時点での情報になるが、ボルシア・ドルトムントやヴォルフスブルク、レヴァークーゼンが手を挙げている。

ドイツ代表に招集されたこともあるドラクスラーだが、近年はトーンダウンしている印象だ。それでも昨季は542分で3ゴールに関与するなどその能力の高さは確かだ。28歳と若くはないが、ドラクスラーを欲しがるチームはあるのだろうか。

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