W杯は夏開催、冬開催どちらがいいのか ファビーニョが語る“ベストコンディション”の予感

ブラジル代表でプレイするファビーニョ photo/Getty Images

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普段とは異なるシーズンが始まる

開幕が迫る欧州の2022-23シーズン。しかし新シーズンは普段とは大きく異なる。今年は11月にワールドカップ・カタール大会が控えている。これはクラブシーンにも大きな影響を与えるだろう。

ワールドカップのことが頭にあると正直な思いを口にしたのは、リヴァプールMFファビーニョだ。リヴァプールの一員としてリーグ制覇、チャンピオンズリーグ制覇を目指して戦っていくはずだが、やはりワールドカップのことは気になるだろう。ファビーニョはブラジル代表の一員でもある。

「選手たちにとって、11月から12月にかけてワールドカップがあるのは非常に良いことだと思う。おそらく、シーズンの中でもベストなコンディションにあるだろうからね。シーズンへ僕の大きな目標の1つはワールドカップをプレイし、勝ち取ることだ。ブラジルは最後の優勝から20年離れていて、みんながそれを欲している。僕としてはリヴァプールのために最大限努力するけど、嘘をつくことは出来ない。ワールドカップも頭の中にはあるよ」(『The Athletic』より)。
普段はシーズンが終わった後の夏に開催されるワールドカップだが、今回はシーズン途中の冬だ。選手としてはコンディションを合わせやすいかもしれない。この時期ならリーグの優勝争いもまだまだ中盤戦といったところで、以前のように全ての日程を消化してからワールドカップへ臨むよりは精神面でも体力面でもやりやすいか。

逆にクラブの方はワールドカップから戻ってきた選手たちが燃え尽きないよう上手く調整する必要があり、クラブシーンもワールドカップも例年とは異なる内容となりそうだ。

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