チャレンジャーから常連組に立場を変える山根視来 W杯メンバー争いへ日本代表でのアピールは続く

代表へアピールを続けたい山根 photo/Getty Images

初招集組が多い日本代表

日本代表はE-1選手権で香港代表と対戦し、6-0と大勝する。右サイドバックでスタメン出場した山根視来は、落ち着いたプレイでチームの右サイドをけん引し、アシストを記録する活躍を見せた。

持ち味である積極的なオーバーラップを見せた山根は20分、右サイドから正確なクロスを供給すると、中央でフリーだった町野修斗が頭で合わせて追加点をアシストする。さらに55分にも相馬勇紀のゴールをアシストして大勝に大きく貢献した。

右サイドで藤田譲瑠チマや水沼宏太との好連携で、香港ゴールを脅かした山根。国内組で編成された日本代表メンバーでは初招集も多く、山根は今大会のメンバーでは代表経験の多いプレイヤーだ。普段は代表でもチャレンジャーの立場である山根だが、今大会は主力の1人として安定したパフォーマンスを発揮することが必要となる。

そんな中での初戦は価値ある2アシストだっただろう。森保ジャパン常連組になりつつある山根は、ここで地位を確立させておきたいところだ。それがFIFAワールドカップのメンバーに向けても大きなアピールにつながっていく。

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