《ブンデス2部最高の選手》と絶賛される現状はもったいない? 日本代表でも見たい奥川の1年はどうなる

ドイツ2部で新シーズンのスタート切った奥川 photo/Getty Images

2部開幕戦ではさっそくゴールも

本当はブンデスリーガ1部で見たい選手なのだが、2部で無双するシーズンとなるのだろうか。

独『Transfermarkt』が今季のブンデスリーガ2部最高のプレイヤーになる可能性があると名指ししたのは、アルミニア・ビーレフェルトに所属するMF奥川雅也である。

アルミニア・ビーレフェルトは昨季ブンデスリーガ1部からの降格が決まり、今季は2部からのリスタートだ。16日に行われたザントハウゼンとの開幕ゲームは1-2で落としてしまったが、奥川はこのゲームでも1ゴール奪っている。昨季ブンデスリーガ1部でも8ゴールを挙げており、確かに実力的には2部の王者になることも不可能ではないだろう。

チームは今夏に奥川と同じ攻撃のキーマンだった21歳のFWパトリック・ヴィマーを失っているが、同メディアは想定していたより選手流出が少ないと見ている。上手くいけば1シーズンでの昇格も不可能ではないとの見方だ。

もちろんそのためには奥川の働きが欠かせないのだが、このまま奥川は2部に留まるのだろうか。あのまま1部で活躍を続けていれば日本代表への招集もあり得ない話ではなかっただけに、2部で続けるのはもったいないところもある。昨季のパフォーマンスを考えれば今季もブンデスリーガ1部のクラブでプレイすべき選手だろう。

その実力はドイツ国内でも認められているが、奥川のキャリアはどうなっていくのか。2部で最高級の選手との評価を受けたまま、奥川の2022-23シーズンが始まった。

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