長谷部誠が埼スタ凱旋で浦和レッズと初対戦 2008年にドイツへ旅立ち15年ぶりの再会

2007年に日本のクラブで初めてアジア王者にも輝いた photo/Getty Images

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浦和レッズと初対戦へ

浦和レッズは11月16日に「ブンデスリーガジャパンツアー2022 powered by スカパーJSAT さいたまシティカップ」を行うことを発表。UEFAヨーロッパリーグの王者であるアイントラハト・フランクフルトと激突することが決まっている。

フランクフルトには浦和からドイツへと飛び立った長谷部誠が在籍。昨季もDFとして最終ラインを支え、ここぞの場面で見せる強さとキャプテンシーでチームをけん引する。レンジャーズとのEL決勝では58分から途中出場し、好プレイを連発すると途中からはキャプテンマークも巻いて優勝に貢献した。

2002年に藤枝東高校から浦和へと加入した長谷部は、2年目からトップ下やボランチでレギュラーを奪取。翌年にはヤマザキナビスコカップ(現ルヴァンカップ)でニューヒーロー賞を獲得すると、2006年には鈴木啓太とのボランチコンビでJ1制覇、2007年にはAFCチャンピオンズリーグを優勝するなどタイトルに貢献。浦和の黄金期において長谷部の存在は欠かせなかった。
その後、ヴォルフスブルクへと加入すると、2年目にはブンデスリーガで25試合に出場し、リーグ優勝にも貢献する。ニュルンベルクを経て2014-15シーズンに加入したフランクフルトではベテランの1人としてチームを支え続けているのだ。浦和時代は若さあふれる果敢なドリブルや正確なパスで攻撃面でも輝きを見せていた長谷部だが、ドイツで欧州トップクラスの選手たちとともに対人の強さを身に付け、日本代表やフランクフルトでも大黒柱に成長した。

浦和からドイツへと挑戦し、ブンデス王者やキャプテンとして3度のワールドカップ出場など、さまざまな経験をしてきた長谷部。浦和とは初対戦となる今試合だが、今季の浦和を相手にどのような守備を見せるだろうか。長谷部の埼玉スタジアム凱旋に期待値が高まる。

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