バイエルンDFパヴァールはCBがやりたい 獲得にマンUが興味も…

バイエルン退団となるのか photo/Getty Images

SBとして出場することが多いパヴァール

21日に行われたDCユナイテッドとの親善試合で、後半から出場したバイエルン・ミュンヘンのフランス代表DFバンジャマン・パヴァール。バイエルンがDFマタイス・デ・リフトをユヴェントス獲得したこともあり、彼は自らの将来について考え始めているようだ。

英『Sport Witness』によれば、パヴァールはサイドバックではなく、センターバックとしてのプレイをより多く望んでいる模様。ドイツ代表のDF二クラス・ズーレがドルトムントへ移籍したものの、オランダ代表DFマタイス・デ・リフトがユヴェントスから加わったこともあり、バイエルンに残れば今季も起用法はあまり変わらないかもしれない。

現在パヴァールの獲得には、チェルシー、アトレティコ・マドリード、ユヴェントス、マンチェスター・ユナイテッドといったクラブが興味を示していると、仏『L’Equipe』が報じている。英『The Mirror』は、この中でもマンU行きについて取り上げており、双方の望みが叶わない可能性について指摘している。

マンUは今夏、アヤックスからCB、左SB、中盤をこなすことができるDFリサンドロ・マルティネスを獲得。他にもラファエル・ヴァランやハリー・マグワイア、ヴィクトル・リンデロフやエリック・バイリーなど、CBの頭数自体は多い。

その一方でマンU指揮官のエリック・テン・ハーグ監督は、ディオゴ・ダロトとアーロン・ワン・ビサカがポジションを争う右SBに補強を望んでいると、英『The Mirror』は伝えている。こういった状況を踏まえると、マンUがパヴァールを右SBとして考えていることは間違いないだろう。

マンUとしては、CBの頭数が揃っていてもクオリティに不安を抱えるため、SBとCBの両方で計算できるパヴァールが魅力的なのだろう。しかし、CBで勝負したいパヴァールが、こういった事情を知った上でマンU行きを選ぶ可能性はかなり低そうだ。パヴァールはマンU以外のクラブを、マンUはパヴァール以外の右SBを早めに検討するべきかもしれない。

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