日本戦で香港代表デビューを遂げたMFは 大阪出身で日本とのハーフでもある17歳

日本戦でデビューの市川 photo/Getty Images

77分に途中交代を果たす

E-1選手権を戦う日本代表は、初戦で香港代表に6-0と圧勝。国内組のメンバーで1試合目から香港を圧倒した。次戦は24日に中国代表と対戦する。

そんな日本vs香港で香港のA代表デビューを飾った男が、MF市川聡悟である。香港は6点ビハインドで迎えた77分、ロー・ツチュンに代わって途中出場し、これがA代表初出場となった。限られた出場時間の中で積極的な仕掛けを見せて自らをアピールした。

市川は大阪府八尾市生まれの17歳。香港と日本の国籍を有しており、世代別香港代表にも何度か選出されている。昨年10月に行われたU-23アジアカップの予選にもU-22香港代表として選出され、日本との対戦でも出場している。

クラブは香港リーグの傑志のアカデミーに所属し、トップチームでも試合に出場。今季もAFCチャンピオンズリーグではグループステージ第1節のチェンライ・ユナイテッド戦などでベンチ入りを果たすなど、香港の将来を嘱望される17歳だ。トップ下が本職の市川だが、今後どのように成長していくのか注目したい。

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