ブロヤらを開花させたサウサンプトンが狙うはシティ産の若手? “育て屋”として来季もヤングスターを飛躍に導けるか

リアム・デラップがターゲットのようだ photo/Getty images

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獲得した6選手が10代、もしくは20代前半である

昨季は15位でフィニッシュと継続してプレミアリーグの中位をキープしているサウサンプトン。吉田麻也と南野拓実が在籍していたこともあって日本での知名度が高いチームである。

そんなセインツだが、若手の育成に長けたクラブだ。近年は他クラブの若手を引き抜き、才能を開花させている。昨季はチェルシーから獲得したFWアルマンド・ブロヤとDFティノ・リヴラメントが大きな飛躍を果たした。

今季もその路線は変わらないようで、マンチェスター・シティからMFロメオ・ラヴィア(19)とGKギャヴィン・バズヌ(20)2人の逸材を確保している。ラヴィアはシティでフェルナンジーニョの後釜として期待された守備的MFであり、すでにプレシーズンマッチにてセインツデビューを飾っている。
バズヌは20歳ながらアイルランド代表でGKを務める逸材で、彼もラヴィア同様にデビューは済ませている。安定したセービング、ビルドアップに関われる足元の技術を持つ現代的なGKだ。両者ともに前所属であるシティからの期待は大きく、買い戻しオプションが契約に付随しているようだ。

この流れはさらに続くようで移籍市場に精通しているファブリシオ・ロマーノ氏によると、FWリアム・デラップ(19)にも関心を寄せているという。すでに1600万ポンドの完全移籍でのオファーを提示したが、シティは拒否したようだ。が、さらに増額したオファーを提示したとの話もあり、近日中に話がまとまるかもしれない。

育て屋としての顔を持つセインツだが、今季はシティのアカデミーに目を付けたようだ。デラップ獲得となれば同一チームから3人目の補強であり、来季はより若返るセインツに注目だ。

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