26歳でもベテラン組? アーセナルで“6年”戦ってきたホールディングを忘れるな

ホールディングもハイレベルなDFだ photo/Getty Images

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ホワイト、サリバ、冨安に負けていられない

今のアーセナルはとにかく若さが売りのチームだ。前線ではブカヨ・サカ、マルティン・ウーデゴー、ガブリエウ・マルティネッリ、エディ・エンケティア、エミール・スミス・ロウらに大きな期待がかかっており、今夏加えたFWガブリエウ・ジェズスもまだ25歳と若い方だ。

若い力で目指すはトップ4だが、チームには経験も必要だ。そんな経験をプラスする存在の1人がDFロブ・ホールディングだ。

ホールディングも26歳と若い方ではあるが、今のアーセナルでは20代後半でもベテランに感じるほどヤングな選手でチームが構成されている。ホールディングの場合は2016年にチームへ加入し、6年にわたってアーセナルを見てきた。だからこそ分かるクラブの空気感などがあるはずで、26歳ながらホールディングは若い選手たちを束ねていくべき存在だ。
ホールディング自身もその役割を理解しているようで、現チームの年齢バランスが非常に良い状態にあると語る。

「僕たちは若いチームだ。その中で年齢を重ねている選手のグループもある。僕やジャカ、エルネニー、パルティ、セドリックだね。僕たちには少しの経験があり、またチームには若い選手がもたらすエネルギーがある。今はすごく良いバランスだと思うよ」(英『Football London』より)。

現在のチームにはベン・ホワイト、ガブリエウ・マガリャンイス、さらにレンタルから戻ってきたウィリアム・サリバもおり、センターバックは層が厚い。ホールディングの序列は決して高くないが、それでもチームに欠かせない実力派DFなのは間違いない。

2016年に200万ポンドとされる移籍金で加入して6年。ホールディングも中堅世代となり、これからは若い選手を導く側に回らなければならない。

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