“2年目”のグリーリッシュは1億ポンドの価値を示せるか ハーランドの加入が評価上昇のカギ

2年目は勝負の年となるジャック・グリーリッシュ photo/Getty images

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バイエルン戦では素晴らしいパフォーマンスを披露した

昨季の夏にアストン・ヴィラからマンチェスター・シティへステップアップを果たしたジャック・グリーリッシュ。移籍金も高額で、1億ポンドが支払われた。そのためか初年度はリーグ戦3ゴール3アシストに終わってしまったグリーリッシュに対する風当たりは強い。

シティ2季目となるグリーリッシュだが、待望のストライカーであるアーリング・ハーランドの加入が10番を助けることになるかもしれない。

24日に行われたバイエルン・ミュンヘンとのプレシーズンマッチではさっそくハーランドへのアシストを記録している。トレーニングマッチのため数字はつかないが、このままいけば昨季の3アシストは簡単に超えられそうだ。
昨季はハーランドのような決定機を確実に決められる選手が不在であり、グリーリッシュの数字が伸びなかった。実際に決定機を生み出すキーパスはチームの中で3番目の54回を記録しており、味方が確実に決めていれば好成績を残せていたはずだ。

英『manchester evening news』ではバイエルン戦の働きぶりを採点しており、グリーリッシュは最高得点の8点となった。同紙では「プレシーズンの時点ですでに変貌を遂げていた」とパフォーマンスが向上している10番を称賛している。

昨季の終盤から自身のエゴを前面に押し出すようになったグリーリッシュ。英『SPORT BIBLE』によると昨季はボールを失うことを恐れ安全なプレイに逃げていたことを認めている。だが、バイエルン戦では自ら仕掛けるシーンも多くなっており、より怖い存在になっていた。シティの選手はベルナルド・シウバやジョアン・カンセロと2季目から飛躍する選手が多く、グリーリッシュも彼らに続けるか(データは『SofaScore』より)。

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