“得点感覚”磨かれた川辺駿が新シーズンさっそく2ゴールの大活躍 スイスでアピール続けるサムライの日本代表入りは?

新シーズンさっそく2ゴールを挙げた川辺駿(画像は昨季のもの) photo/Getty images

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注目すべきタレントだ

早い地域ではすでに22-23シーズンが開幕している。ベルギーリーグもその一つで、シント・トロイデンでは林大地がさっそく今シーズン初ゴールを決めた。

スイスのスイス・スーパーリーグも開幕しており、24日に川辺駿と瀬古歩夢が在籍するグラスホッパーがホームでルガーノと対戦。川辺の2ゴールでグラスホッパーは初戦を白星で終えている。

昨季の夏に川辺はグラスホッパーに加わっているが、移籍後は常に好調を維持している。昨シーズンは7ゴール2アシストを記録しており、チーム内では2番目の好成績だった。Jリーグ時代を含めてもキャリアハイの得点数であり、今季はさっそく2ゴールとスイスでは川辺の得点力が磨かれている。
「川辺は間違いなくグラスホッパーとスーパーリーグの資産です」

『NZZ.ch』ではルガーノ戦で2ゴールを挙げた川辺を高く評価している。『sport.ch』ではMOMとして2アシストのジェット・モランディを挙げているが、その中で「川辺のパフォーマンスも言及する必要がある」と2ゴールの川辺にも注目したコメントを残している。

プレミアリーグのウルブズでのプレイはお預けとなってしまった川辺だが、スイスでは初戦からハイパフォーマンスを披露している。ルガーノ戦では守備の時間が続いたが、インサイドハーフとして強度を落とさずプレイし、カウンターでは確実にチャンスを決めて勝利に貢献している。昨季もそうだが、カウンターでの攻撃参加が非常に上手く、スイスでの得点量産につながっている。

望みは薄いかもしれないが、このまま得点を重ねれば日本代表からの注目も集まるだろう。インサイドハーフは森保ジャパンでも重要なポジションだが、控えの層は厚くなく、もし主力に怪我などのアクシデントがあれば一気に日本代表の戦力は落ちる。そのためには選手層を厚くすることは必須であり、9月に川辺を招集する選択肢は十分にありだといえる。

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