トッテナムでの5年間で評価は上がったか D・サンチェスはスタメン入りも怪しくなった

トッテナムでプレイするダビンソン・サンチェス photo/Getty Images

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今夏はバルセロナからラングレも加わった

アヤックスで期待の若手センターバックとして評価を高め、2017年にトッテナムへとステップアップ。ここまでコロンビア代表DFダビンソン・サンチェスが過ごしてきたトッテナムでの5シーズンをどう評価すべきだろうか。

身体能力は高く、プレミアリーグの激しさにも対応できるセンターバックなのは間違いない。だが、時折集中を欠いたようなプレイが見られるのも事実だ。トッテナムでは少々伸び悩んでいる印象もある。

そんなサンチェスにとって新シーズンは1つの勝負だ。昨夏加わったアルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロが高い評価を得ていることに加え、今夏はバルセロナからクレマン・ラングレがレンタルで加入。センターバックのライバルが増えたのだ。
センターバックの位置では他にもエリック・ダイアー、ベン・デイビス、ジョー・ロドンを回すこともできる。昨季もサンチェスはベンチを温めているゲームがあり、レギュラーとまではなっていない。新シーズンはさらに激しい競争が巻き起こるだろう。

英『HITC』によると、サンチェスもそれを理解し、競争を歓迎している。ライバルとの競争で一段上の選手になる考えだ。

「もちろんプレイヤーに競争は必要だよ。チームメイトと競い合うことでチームのレベルは確実に上がる。僕のポジションだけじゃない。1つのポジションに2人以上の選手が控えているのは良いことだ」

トッテナムは昨季リーグ戦で40失点喫しており、もう少し抑えたいところ。同メディアも弱点の1つがセンターバックにあると見ており、前線のハリー・ケインやソン・フンミンに比べるとセンターバック陣の評価は怪しいところもある。サンチェスやラングレらの競争を促しつつ、失点を減らしていくことが優勝争い参加への条件だ。

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