100%のファティまであと少し バルサの背番号10はリーグ開幕に向け上り調子

プレシーズンにも出場しているファティ photo/Getty Images

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今季こそフルで活躍する姿を見たい

昨季は約1年弱ぶりとなる戦線復帰を果たしたものの、再び負傷で離脱してしまい、リーグ戦10試合の出場に終わったバルセロナのFWアンス・ファティ。ラ・リーガ開幕に向けて現在プレシーズンに臨んでいるが、ここまでは好感触のようだ。

バルサは今夏、FWロベルト・レヴァンドフスキやFWハフィーニャといった一流のアタッカーを獲得し、契約満了でフリーとなったFWウスマン・デンベレとも再度契約を締結。前線はかなり豪華な顔ぶれとなっている。

それでもプレシーズンマッチのインテル・マイアミ戦やレアル・マドリード戦で左WGとして先発出場を果たしたファティ。マイアミ戦ではハフィーニャのパスから豪快なゴールも決めている。

左WGの競争相手となるFWフェラン・トーレスは負傷の影響により、まだ試合には出場しておらず、FWメンフィス・デパイは退団の可能性が高い。FWウスマン・デンベレなどが左に回される可能性もあるが、ここまでの起用を見る限り、恐らくファティが左WGの一番手として考えられているはずだ。

スペイン『AS』によれば、ファティはまだ100%の状態ではないことを明かしているようだが、ケガを恐れずにプレイできるようになったとも話している模様。全開のファティのプレイが見られるようになるまで、あと少しだという。

これまでもその特大のポテンシャルを垣間見せてきたものの、完全なレギュラーとしてはまだ1シーズン戦い抜いたことがないファティ。

19歳という年齢を考えれば焦る必要は全くないが、本人は今季こそトップチームで中心になりたいと考えているはず。まずはリーグ開幕戦に向けてコンディションを100%に近づけ、新戦力にも負けない活躍を見せてほしいところだ。

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