マティッチ、ディバラ加えた[3-4-1-2]は魅力的 ローマはスクデット争いに絡めるか

ローマでプレイするディバラ photo/Getty Images

攻撃トリオは侮れない

中盤にはネマニャ・マティッチが加わり、そして前線にはユヴェントスを離れたパウロ・ディバラも加入。ジョゼ・モウリーニョ率いるローマは新シーズンへ向けて着々と準備を進めている。

中でもカギを握るのはディバラだ。ユヴェントスでのパフォーマンスにはやや波もあったが、セリエAでの確かな実績を持つ創造性豊かなアタッカーだ。チームスタイルにフィットすれば新たなローマの王子となる可能性もある。

モウリーニョはローマで3バックを使用してきたが、英『Daily Mail』は新シーズンも[3-4-1-2]のシステムがメインになるのではと見ている。マティッチの加入でダブルボランチの守備力強化を期待したいところで、トップ下にはディバラだ。そして2トップにはニコロ・ザニオーロとタミー・エイブラハムが入る。この前線3枚が攻撃の軸となる。

ローマのトレクアルティスタといえば、やはり貴公子フランチェスコ・トッティだ。さすがに比較は早すぎるが、すでにディバラをNewトッティとする意見も出ている。同メディアもディバラがトッティ、エイブラハムがガブリエウ・バティストゥータのような存在になってくれればと期待しており、このホットラインが繋がれば優勝争いに加わることも不可能ではないか。

また、次なるピースとしてパリ・サンジェルマンで出番を失っているMFジョルジニオ・ワイナルドゥムへの関心も伝えられている。ワイナルドゥムはトップ下、さらにはボランチもこなせる。縦への推進力をプラスできる選手で、モウリーニョの要求をこなせるであろう経験豊富な選手だ。

果たしてディバラはローマで新たなキングとなるのか。攻撃ユニットが機能すればユヴェントス、インテル、ミランにも喰らいつけるはずだ。

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