橋本が退団して小林祐希が加入した神戸 注目集まる中盤の構成はどうなるのか

中盤に注目だ photo/Getty Images

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神戸の背番号は49に決定

一度は最下位に沈むなど苦しいシーズンを送っている今季のヴィッセル神戸。今夏江原FCから小林祐希を獲得するなど積極補強を繰り返す同クラブの後半戦でカギとなるポイントはどこか。

今季大きな痛手となっているのが、中盤の肝であったセルジ・サンペールの長期離脱だろう。3月に右ひざ前十字靭帯損傷と診断され、全治8ヵ月の大けがを負う。昨季圧倒的な守備力と足元の技術の高さを生かし、中盤を支えていた助っ人の離脱は影響を与えている。

そんなサンペールの代わりにチームの中盤を支えた男がシーズン途中から加入した橋本拳人である。豊富な運動量とボール奪取能力に加え、戦術理解度の高さも持ち合わせる橋本は神戸にすぐさまフィット。サンペールの役割をこなしながら、山口蛍とボランチのコンビを組んで安定感を増したことが最下位から脱出したポイントの1つだろう。
そんな橋本もスペインへと移籍。小林を獲得したが、彼はもともとトップ下の選手であり、パスやミドルシュートに長けている。サンペールや橋本とはタイプが異なるため、どのような形で勝負を挑むのか見ものである。そういった役割を山口が担うのか、多くの可能性があるだろう。後半戦の神戸の中盤に注目したい。

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