テン・ハーグの秘蔵っ子、L・マルティネスがマンUデビュー 開幕スタメンもありえるか

ラージョ戦で先発出場を果たした photo/Getty Images

監督はCBとして見ている模様

1日にラージョ・バジェカーノと親善試合を行ったマンチェスター・ユナイテッド。この一戦では、30日のアトレティコ・マドリード戦に出場したMFクリスティアン・エリクセンに続き、DFリサンドロ・マルティネスがマンUデビューを果たした。

マルティネスはエリック・テン・ハーグ監督が指揮していたアヤックスで活躍し、監督の後を追うように今夏からマンUへと加入。5700万ユーロ(約77億円)+ボーナス最大1000万ユーロ(約14億円)という移籍金でやってきた。

アヤックスでは主にCBとして起用されていたものの、SBや中盤でもプレイ可能な選手。テン・ハーグ監督がマンUで彼をどのように起用するのか、注目が集まっていた。

今回のラージョ戦でついにマンUデビューを果たしたマルティネスは、左CBとして先発出場。DFラファエル・ヴァランとコンビを組んだ。

最終的に1-1の引き分けという結果になったこの試合、マルティネスは落ち着いたパフォーマンスを見せ、61分までプレイ。それほど見せ場はなかったが、激しいスライディングやロングフィードなど、随所で自らの特長を発揮した。

英『The Mirror』によれば、テン・ハーグ監督は試合後、マルティネスのパフォーマンスについてこのように言及している。

「ラファ(ヴァラン)とのコンビネーションは本当に良かった。彼らは本当に堅実なプレイをしていたし、それを見られるのは素晴らしいことだった。問題は彼がどのようにチームに溶け込めるかだが、彼はとてもうまくチームに溶け込んだと思う」

昨季は不安定だったマンUのディフェンスラインだが、今夏のプレシーズンマッチでは改善の兆しを見せている。多くの批判を浴びたDFハリー・マグワイアの印象も、ここまでは悪くない。

それでもテン・ハーグ監督はマルティネスの順応ぶりを評価しており、7日に行われるブライトンとのプレミアリーグ開幕戦でスタメン出場の可能性もありそうだ。果たしてテン・ハーグ監督は、どういったCBの組み合わせがベストだと考えているのだろうか。

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