アーセナル夏の大型補強はまだまだ続く サイドの質を高めるため”2人のレフティモンスター”に興味

アーセナルが関心を寄せるムサ・ディアビ photo/Getty images

どちらもレフティのドリブラーだ

クリスタル・パレスとの開幕戦を制し、ひとまずは一安心のアーセナル。昨季は1分1敗と勝ち越せない相手だったが、今季は2-0と勝利を掴むことができた。

そんなアーセナルだが、この夏さらなる補強を目指しており、レヴァークーゼンのムサ・ディアビがターゲットであると英『football.london』が伝えている。ディアビにはマンチェスター・ユナイテッドやニューカッスルも興味を示しており、争奪戦のライバルは多いが、同紙によればクラブのオーナーであるスタン・クロエンケ氏がディアビ獲得にゴーサインを出したという。ディアビの獲得には6000万ポンドが必要といわれており、もし獲得となればマンチェスター・シティからガブリエウ・ジェズスを獲得した際に支払った4500万ポンドを超える目玉補強になるだろう。

ディアビはフランス代表に選ばれている23歳の若手で、サイドを主戦場とするドリブラーだ。昨季はレヴァークーゼンでリーグ戦13ゴール12アシストと二桁得点二桁アシストを記録しており、一気に評価を高めた。両サイドでプレイ可能で、ブカヨ・サカ、ガブリエウ・マルティネッリと共にサイドの質を高めることができる。高額ではあるが、年齢と実力、両サイドでプレイできる使い勝手の良さを考えれば獲得するべきか。

英『EXPRESS』によるとウルブズのペドロ・ネトもアーセナルのターゲットのようだ。同紙によればウルブズはバレンシアのゴンサロ・ゲデス獲得を目指しており、その補強が実現すればネトは売却候補に回るという。

ポルトガルのブラガでデビューし、2019年からウルブズでプレイするネト。20-21シーズンに5ゴール6アシストと飛躍を掴みかけたが、翌シーズンは怪我の影響から13試合でしかピッチに立てていない。今季は怪我無く開幕戦を迎えており、フル出場を果たした。

ネトは22歳のドリブラーで、スピードとテクニックを持ち味としている。シュート、チャンメイクも得意であり、得点面でも期待ができる。しかしウルブズとは2027年までの契約を結んでおり、引き抜くことは可能なのか。

アーセナルが足りないと感じているサイドの数と質。ディアビとネトはそれを埋められる存在だといえるが、クラブはどちらのドリブラーを獲得するのだろうか。

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