「とんでもない仕事だ」とテン・ハーグ マンUの開幕戦敗北に戸惑いを隠せず

テン・ハーグはマンUを再生することができるのか photo/Getty Images

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プレミアリーグ初陣を勝利で飾れず

プレミアリーグ第1節、ブライトン戦で1-2の敗北を喫したマンチェスター・ユナイテッド。エリック・テン・ハーグ監督は、ここからの修正に頭を抱えているようだ。

FWアントニー・マルシャルを負傷で欠く中、新戦力MFクリスティアン・エリクセンの偽9番で対応したテン・ハーグ監督。アヤックスから獲得したDFリサンドロ・マルティネスもCBで先発出場を果たした。

しかし、マンUはブライトンのMFパスカル・グロスによる2ゴールで、前半からビハインドを負う。するとテン・ハーグ監督は、後半途中からFWクリスティアーノ・ロナウドを投入し、エリクセンをアンカーへコンバート。主導権を握ったが、それでも追い上げは1点に留まった。

英『The Mirror』によれば、テン・ハーグ監督は試合後に、マンUでの公式戦初戦を振り返り、今回の敗北について言及。ここからチームをどう作り上げていくか、難しさに直面しているようだ。

「とんでもない仕事だ。我々は一生懸命働き、分析し、そして前に進まなければならない」

「残念ながら、明らかな敗北であり、本当にがっかりしている。最初から簡単ではないと思っていた。簡単なゴールを2つも与えてしまったし、組織的にも良くなかった」

「後半はエリクセンを低い位置に下げ、ロナウドを高い位置に置いたことで、明らかに中盤が良くなった。(FWマーカス・)ラッシュフォードは2度良いチャンスを作ったが、得点できなかったのは残念だ。まったくもって満足はしていない。負けてしまったし、その必要はなかった。もっとうまくやるべきだ」

「(新戦力が必要かという質問に対し)今いる選手でもっとうまくやれたはずだ。我々はボールを持っている時にミスを犯し、ディフェンスにおいて組織的なミスもあった。この教訓を生かし、迅速に学習しなければならない。ブライトンは良いチームだ。褒めてばかりだが、自分のチームに目を向けるのなら、簡単に2失点してはならない」

移籍市場閉幕までは1ヵ月を切っているが、ここからマンUはどのような選手を獲得し、どのようにチームを修正していくのか。フロント、監督、選手の全員にさらなる尽力が求められるだろう。

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