トッテナムの左WBに師弟関係誕生? ペリシッチのアドバイスからゴールを奪ったセセニョン

サウサンプトン戦でゴールを奪ったセセニョン photo/Getty Images

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補強により、どのポジションも層が厚くなったトッテナム

プレミアリーグ第1節でサウサンプトンと対戦したトッテナム。チームの今季公式戦初ゴールを決めたDFライアン・セセニョンは、そのゴールが生まれた裏側について話している。

今夏のトッテナムは、インテルを契約満了で退団し、フリーとなっていたMFイヴァン・ペリシッチを獲得。アントニオ・コンテ監督とはインテル時代にリーグ優勝を味わった仲だった。

こうして今季のセセニョンは、強力なライバルと左ウイングバックのポジションを争うことになった。しかし、今回の開幕戦ではセセニョンがスタメンで出場。21分にはMFデヤン・クルゼフスキからのクロスを逆サイドで合わせ、同点となるヘディングゴールを決めた。

英『Daily Mail』によれば、セセニョンは試合前にペリシッチからアドバイスを受けていた模様。それがこのゴールに繋がったと試合後に明かしている。

「彼は多くのタイトルを獲得している偉大な選手であり、僕のことをすでに何度も手助けしてくれた素晴らしい人物だ。ゴールについても『ファーに入ってゴールしろ』と言ってくれたんだ。ウォーミングアップの前に、彼が僕のところに来て、『(相手右SBの)カイル・ウォーカー・ピーターズはかなり小さいから、もしボールがファーに来たら、必ずそこに入ってヘディングをしろ』と言ったんだ。その言葉をしっかりと受け止めたよ」

今回のゴールがトッテナムでのリーグ戦初ゴールとなったセセニョンにとって、ウイングバックとしてもゴールを奪うことができるペリシッチから学べることはたくさんあるだろう。この2人はポジションを争うライバルと言うよりも、トッテナムの左WBを共に支える師弟のような関係を築いていくのかもしれない。

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