まさにストライカーの嗅覚が呼び込んだ追加点 興梠慎三が札幌で得点力を大いに発揮

札幌でさらに得点を重ねる(写真はイメージ) photo/Getty Images

湘南戦で2点目を決めた興梠

J1第24節で北海道コンサドーレ札幌は、湘南ベルマーレと対戦し5-1と大勝した。チームの2点目を決めた興梠慎三は、ストライカーとしてさすがの嗅覚を見せてチームの大量得点に貢献する。

札幌が1点をリードして迎えた14分、左サイドからの浮き球に小柏剛が反応すると、ボールをコントロールして右サイドへ抜ける。折り返しは相手DFにクリアされてしまうものの、その先にいたのは興梠。足に当ててゴールネットを揺らし、早い時間帯で追加点を記録した。

浮き球のパスが来た時には右サイドへと走っていた興梠だが、小柏がボールを受けたタイミングで一気に中央へと走りクロスを待つ体勢となった。クロスは中央の他の選手へと送られたが、防がれたところをしっかりと詰めることができるストライカーとしての嗅覚は熟練されたものだ。

今季浦和レッズから期限付き移籍で札幌へとやってきた興梠。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督の下で攻撃への追求を続けるストライカーは、新天地でも自身の得点力を発揮してチームを前線からけん引している。

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