ブラジルでトレーニングを無断欠席していた元J1得点王 国内移籍で自慢の得点力を発揮するか

名古屋で輝きを放ったジョー photo/Getty Images

名古屋で得点を量産したジョー

2018年に名古屋グランパスでJ1得点王になったジョーは、2020年に名古屋を退団してコリンチャンスへ移籍した。2021年には32試合に出場して7ゴールを決めるなど35歳となった現在も得点力を十分に発揮している。

そんなジョーは今シーズンからセアラーへの移籍を発表。今季はここまで4試合1得点にとどまっていたジョーだが、環境が変わった新天地でさらなる活躍に期待がかかっている。

ただジョーは名古屋からコリンチャンスへと移籍した2020年には、クラブと選手間で訴訟問題に発展するなど、決して円満な退団ではなかった。同年にジョーはケガの治療を理由にキャンプに参加しておらず、無断でブラジルへと帰国。6月にコリンチャンスがジョーを獲得するも名古屋側は契約を解除していないと主張し、問題となっていた。その後、名古屋は契約問題をめぐる裁判で勝訴し、3億5000万円を受け取ることとなっている。

ブラジルメディア『Globo』によれば、ジョーはコリンチャンスでもトレーニングの無断欠席などを繰り返し、クラブとの契約を解除していた。またも後味の悪い移籍となったジョーだが、新シーズンはさらなる結果を残すことはできるか。

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