鎌田大地のシュートを防いだ“白い巨人の守護神”は今季も健在 全ストライカーを悩ませる2mの大男

レアル・マドリードで守護神を務めるティボー・クルトワ photo/Getty images

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レアルの強みの一つである

昨季はリーグ戦とCLを制したレアル・マドリード。とくにCLはドラマチックな展開が多く、パリ・サンジェルマン、チェルシー、マンチェスター・シティとの3戦では勝負強さを見せた。

そんなレアルの勝負強さの正体はいくつかあるが、その一つにGKの存在がある。ティボー・クルトワのことだ。ベルギー代表のレアルの守護神でその身長は2mとかなり大きい。両手を広げれば相手が打てるコースは狭まり、プレッシャーを与える。

11日に行われたフランクフルトとのUEFAスーパーカップでも先発しており、3セーブを記録。2-0とクリーンシートに大きく貢献している。
とくに14分の鎌田大地のシュートを防いだシーンは素晴らしかった。フランクフルトの数少ないチャンスシーンであり、あの場面で得点を許していれば勢いに乗られていた可能性はある。だが、クルトワは冷静にシュートストップしており、難なくピンチを乗り越えた。

今季もクルトワのシュートストップはレアルの大きな武器となる。ベンゼマとヴィニシウスのコンビに注目が集まりがちだが、昨季のシティ戦での大逆転はクルトワのセーブがあってこそだといえる。ベルギー代表GKはあの2戦で計9セーブしており、ファイナルへの切符を掴んだ。

現状世界最高峰のGKとして知られるクルトワ。ビルドアップはそつなくこなし、相手のシュートはビッグセーブを連発して得点を許さない。今季も健在であり、相手チームはクルトワの存在感の大きさに頭を悩ませることになるだろう(データは『SofaScore』より)。

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