PSGがマンUの10番ラッシュフォードを狙う 本人は残留希望も代理人とは交渉開始か

オールド・トラッフォードでのプレイを優先か photo/Getty Images

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テン・ハーグにも戦力とみなされているラッシュフォード

今夏、FWクリスティアーノ・ロナウドの去就が不透明なマンチェスター・ユナイテッド。しかし、なかなか行き先が見つからないロナウドとは裏腹に、チームメイトのFWマーカス・ラッシュフォードはパリ・サンジェルマンから目をつけられたようだ。

マンU下部組織出身のラッシュフォードは、昨季こそ調子が良くなかったものの、2018-19シーズンから3年連続でリーグ戦2桁ゴールを記録。2019-20シーズンには、キャリアハイとなる17ゴールを奪っており、今後、マンUやイングランド代表の未来を担うことが期待されている。

今季からチームの指揮官はエリック・テン・ハーグ監督に代わったが、プレシーズンでは左WGの一番手として起用されており、先日行われたブライトンとのプレミアリーグ開幕戦でも先発出場。テン・ハーグ監督から重要な戦力として数えられていることが窺える。

しかし、リーグ・アン王者のPSGがそんなラッシュフォードを獲得ターゲットに加えたと、仏『L’Equipe』などが報じており、代理人とはすでに交渉が始まっている模様。PSGは先日、FWアルノー・カリムエンドをレンヌへと売却しており、FWマウロ・イカルディにも放出の可能性がある。

しかし、英『Daily Mail』によれば、ラッシュフォードはオールド・トラッフォードでプレイすることに幸せを感じており、マンU残留を優先しているという。そういった事情もあり、クラブ側も今回の話にそれほど焦りを感じていないようだ。

雲行きは怪しくなっているものの、マンUは現在バルセロナのMFフレンキー・デ・ヨングを狙っており、他にもMFアドリアン・ラビオやFWアントニー、FWコーディ・ガクポといった選手への関心が噂されている。生え抜きの選手をそう簡単に放出するとは考えられないが、ラッシュフォードとの契約は来夏まで(1年の延長オプション付き)となっており、見方を変えれば売り時とも言える。

補強資金が捻出できることを踏まえれば、昨今なかなか調子の上がらない彼を売却し、新たなアタッカーの活躍に懸ける可能性も0とは言い切れないだろう。

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