PSMで絶好調だったマルシャルは怪我で欠場 “再び偽9番、それともロナウド”必勝第2節で最前線に誰が入る?

マルシャルが残したPSMでのインパクトは抜群だが肝心な時に起用できなけば意味がない photo/Getty images

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マルシャルの怪我が長引いている

22-23シーズンのプレミアリーグ初戦はブライトンと対戦し、1-2と敗れてしまったマンチェスター・ユナイテッド。新加入リサンドロ・マルティネスとクリスティアン・エリクセンがピッチに立ったが、それでもグレアム・ポッター率いるブライトンには敵わなかった。

そんなユナイテッドは第2節ブレントフォードとアウェイで対戦することになっている。ブレントフォードは昨季昇格組ながら13位でフィニッシュしたクラブで、手強い相手であることは間違いないが、リーグ優勝、4位以内でのCL出場権獲得を目指すのであれば勝利は必須である。

英『manchester evening news』によるとブレントフォード戦ではヴィクトル・リンデロフとアントニー・マルシャルが負傷で起用できないようだ。マルシャルはプレシーズンマッチで素晴らしい活躍を披露しており、新たなストライカーとしての活躍が期待されたが、今季初出場はお預けとなるようだ。
ブレントフォード戦ではストライカーの位置に誰が入るのだろうか。ブライトン戦は本来中盤のエリクセンが起用されたが、デンマーク代表MFの偽9番は機能したとはいえず、後半からはクリスティアーノ・ロナウドがセンターフォワードとしてピッチに投入された。

少なくとも再び偽9番にチャレンジすることはやめたほうがいいだろう。英『The Athletic』ではなぜエリクセンのゼロトップが機能しなかったのか分析しており、後方からのビルドアップが整備されていないこと、両サイドのマーカス・ラッシュフォード、ジェイドン・サンチョがエリクセンの空けたスペースに飛び込めなかった2つを原因としている。ブライトン戦から約1週間と少しの時間で改善できる問題ではない。

であればロナウドだ。エリック・テン・ハーグはブレントフォード戦前の会見でポルトガル代表FWのトレーニングでの様子を称賛しており、ストライカーとして起用される可能性が高い。昨季はリーグ戦で18ゴールを挙げるなどその実力は衰えていないが、移籍を公言するなどクラブとの関係は微妙であり、マルシャル復帰、もしくは新たなストライカーの到着を待ちたい。

開幕からの連敗は避けたいユナイテッド。曲者が相手となるが、ここで勝ちを拾えなければ今季は相当難しいシーズンになるだろう。

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