一昨季のリーグ得点王も昨季は得点で存在感残せず 開幕2戦3得点のポルトガル代表MFはスポルティングで復活する

昨季以上のゴール数に期待 photo/Getty Images

リオ・アヴェ戦で2得点のゴンサウヴェス

一昨季はプリメイラリーガで19年ぶりのリーグ王者に輝いたスポルティングCP。しかし昨季はポルトに勝点差6を付けられて2位で終了し、連覇することはできなかった。

2年ぶりの優勝を目指し、一昨季のリーグ得点王が開幕から得点を量産しており、復活の兆しを見せている。開幕2試合で3ゴールを決めているペドロ・ゴンサウヴェスだ。

優勝した2020-21シーズンには、32試合23ゴールとブレイクを遂げたゴンサウヴェス。得点王を獲得するなど、リーグ優勝に大きく貢献し、シーズン終了後のUEFA EURO2020でポルトガル代表に初招集されるなど、飛躍した1年となった。

しかしさらなる真価を発揮したかった昨季は、ケガでの離脱なども増えてゴール数が激減。27試合8得点にとどまり、優勝時ほどのインパクトを残すことはできなかった。それでもUEFAチャンピオンズリーグでは5試合で4得点を記録するなど、欧州でも経験を積んだシーズンとなる。

そして復活を期す今季は開幕戦のブラガ戦で1得点を記録すると、第2節のリオ・アヴェ戦では2ゴールを決めて3-0と今季初勝利に貢献。すでに2試合3ゴールと得点力が復活している。昨季は得点数こそ8ゴールにとどまるものの、9アシストを記録するなどチャンスメイクに磨きをかけて成長。時にチャンスメイカーとして得点を創出し、時にフィニッシャーとして輝きを放つことができるスポルティングのエースが復活を遂げることとなる。

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