プロ出場“100試合未満”でもう8000万ポンド級DFに? レスターが2年前に目をつけたDFの成長

レスターでプレイするフォファナ photo/Getty Images

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すでに市場で有名な存在に

近年のレスター・シティは移籍市場で効果的な動きを見せており、それが2015-16シーズンのプレミア制覇など大きな成功に繋がってきた。

そのレスターが2020年にフランスのサンテティエンヌから引き抜いたのがDFウェスレイ・フォファナだ。

この時レスターは3650万ポンドもの移籍金を支払っているのだが、当時はやや高額との見方もあった。フォファナがサンテティエンヌでプロデビューを飾ったのは2019年のことであり、デビューから1年しか経っていないDFに3650万ポンドは高額にも思える。リーグ・アンでの出場試合数も僅か20試合だ。
しかし、フォファナはレスターですぐにポジションを確保。190cmとサイズもあり、プレミアリーグへの適応にも苦労していない。英『Daily Mail』はスピードもあってタフでサイズがあるとポテンシャルを絶賛する。U-21フランス代表にも選出されており、A代表でプレイする日もそう遠くはないか。

現在フォファナにはチェルシーが関心を示しているとされており、レスター側は8000万ポンド近い額を要求しているとされる。獲得当初の3650万ポンドは高額に思えたが、5000万ポンド以上で売却できるのであれば大きい。

サンテティエンヌでは通算30試合、レスターでは通算52試合と、プロデビューから100試合出場にも満たないセンターバックに8000万ポンド近い移籍金は高額に思えるが、ビッグクラブへのステップアップを果たすのか。

レスターからはDFハリー・マグワイアがDF史上最高額となる8000万ポンドでマンチェスター・ユナイテッドへ移籍しているが、フォファナはそれに続く存在となるかもしれない。

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