遠藤、鎌田、久保が揃って得点“日本人ゴール祭り” 三笘が得意のドリブルでプレミアを驚かす 欧州5大リーグ日本人選手結果まとめ

久保建英が移籍後初ゴールを決めた photo/Getty images

多くの日本人がゴールを決めた

今週末の欧州リーグは盛り上がりを見せた。とくに日本人選手が各クラブで躍動しており、5大リーグに出場した選手の結果を振り返る。

・プレミアリーグ
冨安健洋(アーセナル)

途中出場 75分IN
(アーセナル 4-2 レスター)
評点5.9

怪我の影響もあって戦列から離れていた冨安がようやく戻ってきた。トップチームでのプレイは昨季の5月ニューカッスル戦と約3か月ぶりということもあって無難なパフォーマンスに終始することになったが、このまま継続してピッチに立つことができればアーセナルで問題なく出番を得ることができるだろう。

三笘薫(ブライトン)

途中出場 74分IN
(ブライトン 0-0 ニューカッスル)
評点6.6

待望のプレミアデビューとなった三笘は74分にピッチに登場すると、81分にシャペウを駆使したドリブルで相手を翻弄。終盤にもイングランド代表のキーラン・トリッピアーを置き去りにしてクロスを供給し、ジョーカーとなりうる資質をプレミアの舞台で見せつけた。

・リーガ・エスパニョーラ
久保建英(レアル・ソシエダ)

先発78分OUT
(カディス 0-1 レアル・ソシエダ)
評点7.3

移籍後リーグ戦初先発となった久保は[4-3-1-2]のセカンドストライカーとしてプレイした。すると24分、いきなり大仕事をやってのける。味方が中盤でボールを奪うと、前線にスルーパスを供給。久保はフリーで抜け出すことに成功し、右足でゴールネットを揺らした。得点だけでなく守備でも献身性を見せており、百点満点のリーグ初戦となった。

・ブンデスリーガ
原口元気(ウニオン・ベルリン)

先発70分OUT
(マインツ 0-0 ウニオン・ベルリン)
評点6.7

開幕戦から2試合連続でのスタメンとなった原口は豊富な運動量を武器に攻守両面で活躍。攻撃面では2回のドリブル成功に、2本のキーパスと存在感を示した。

吉田麻也(シャルケ)

先発フル出場
(シャルケ 2-2 ボルシアMG)
評点7.0

吉田もケルン戦に続いてセンターバックとしてピッチに立った。相手にボールを握られる展開になるも、読みと冷静さを生かした守備でピンチを防ぐ。2失点となってしまったが、若いDFマリック・チャウ(21)を横から支えていた。

伊藤洋輝・遠藤航(シュツットガルト)

共に先発フル出場
(ブレーメン 2-2 シュツットガルト)
評点6.5、7.6

昨季シュツットガルトの残留を支えた伊藤、遠藤ともに先発となった。攻撃面で存在感を披露したのが遠藤だ。38分、ペナルティエリア手前の中央から右足を振り抜き、ゴール左にシュートを突き刺した。

堂安律(フライブルク)

先発84分OUT
(フライブルク 1-3 ボルシア・ドルトムント)
評点6.4

堂安も初戦アウクスブルク戦に続いて[4-2-3-1]の右サイドハーフで先発となった。終盤に3失点となったが、とくに前半はフライブルクがゲームを支配しており、堂安も輝きを放っていた。172cmと小柄な選手だが、ドイツでも通用するフィジカルを持っており、次節シュツットガルト戦での先発に期待だ。

鎌田大地・長谷部誠(フランクフルト)

鎌田は先発86分OUT
長谷部は73分途中出場IN
(ヘルタベルリン 1-1 フランクフルト)
評点6.5、6.1

レアル・マドリードとのスーパーカップで存在感示した鎌田は再びボランチ起用となった。マリオ・ゲッツェと併用される際はシャドーではなく、ボランチとしてプレイしている。この起用法については賛否両論あるが、ヘルタ戦ではボランチとして出場しゴールを決めて見せた。

板倉滉(ボルシアMG)

先発フル出場
(シャルケ 2-2 ボルシアMG)
評点7.5

板倉も開幕戦から2試合連続スタメンとなっており、高いパフォーマンスを披露した。守備対応、ビルドアップとどれをとっても水準が高く、最後尾からチームに貢献する。終盤にはボランチでも起用されており、今後は先発から中盤起用が見られるか。

浅野拓磨(ボーフム)

先発76分OUT
(ホッフェンハイム 3-2 ボーフム)
評点6.2

浅野も開幕から2試合連続での先発だが、未だゴールやアシストはない。今季は10番から11番に背番号を変更しており、ゴール量産のシーズンとしたい。

・リーグ・アン
伊東純也(スタッド・ランス)

途中出場76分IN
(スタッド・ランス 2-4 クレルモン)
評点6.0

怪我の影響で出遅れた伊東だが、2節にしてスタッド・ランスデビューを飾った。15分程度の短い出場ということもあって見どころは作れなかったが、次節ストラスブール戦では先発での起用を期待したい。

川島永嗣(ストラスブール)

出場なし
(ニース 1-1 ストラスブール)
評点なし

オナイウ阿道(トゥールーズ)

途中出場76分IN
(トロワ 0-3 トゥールーズ)
評点6.5

今季初出場は第2節の終盤となったオナイウだが、短い時間で結果を残す。ダメ押しとなるリース・ヒーリーのゴールをアシストしており、早くも得点に絡んだ。次節はロリアンとのゲームが予定されており、先発となるか。

南野拓実(モナコ)

出場なし
(モナコ 1-1 レンヌ)
評点なし


※評点はデータサイト『Whoscored.com』より

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