白熱のロンドンダービーはピッチ外でも続く コンテがSNSで言い争ったトゥヘルについて投稿

言い争った両監督 photo/Getty Images

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勝ち点1を分け合う結果となった

今節のプレミアリーグで注目の一戦となった、チェルシー対トッテナムのロンドンダービー。白熱したこの試合は2-2のドローに終わっているが、戦いは場外まで持ち込まれた。

この試合は、DFカリドゥ・クリバリのボレーシュートによって、チェルシーのリードという形で動き出し、後半にMFピエール・エミール・ホイビュルクのミドルシュートでトッテナムが同点に追いつくという展開となった。

チェルシーはその後、DFリース・ジェイムズのゴールで再度リードしたが、逃げ切ることはできず。試合終了間際にFWハリー・ケインがゴールを決め、トッテナムが土壇場で同点に追いついた。

試合内容もさることながら、トーマス・トゥヘル、アントニオ・コンテ両監督の争いも見どころとなった。両者は判定を巡って試合中に言い争いになっており、試合終了後の握手の際にもいざこざが勃発。2人にはレッドカードが提示され、次節のベンチ入りは不可能となった。

そして、コンテ監督は試合後、Instagramのストーリー機能を使い、チェルシーの2点目となる、リース・ジェイムズのゴール後の様子を投稿。トゥヘル監督がうなだれるコンテ監督の横をすれ違うように走り抜け、大喜びする様をアップしている。

コンテ監督はこの動画に、「幸運にも私はあなた(喜ぶトゥヘル監督)を見ずに済んだ…… あなたをつまずかせることが当然の報いだっただろうから……」というメッセージを添付。トゥヘル監督のセレブレーションについて言及しているのだろう。

監督も自らの意見をSNSで主張できるようになったこの時代。コンテ監督のこの投稿が悪いというわけではないが、チームにマイナスをもたらさないためにも、上手な発信の仕方が求められるだろう。

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