アーセナルの若き主将ウーデゴーには補佐役がいる 剥奪経験のあるジャカと新加入のジェズスが担当

補佐役に任命されたジャカ photo/Getty Images

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中堅2人が主将ウーデゴーをバックアップ

3連敗スタートとなった昨季とは違い、今季はここまで開幕2連勝を飾っている好調アーセナル。ミケル・アルテタ監督は、開幕前にMFマルティン・ウーデゴーを今季のチームキャプテンに指名したが、副リーダーに任命された選手たちも存在しているようだ。

昨季はFWピエール・エメリク・オバメヤンやFWアレクサンドル・ラカゼットがキャプテンを務めていたが、この2人はすでにアーセナルを退団。ノルウェー代表でも同様の役割を担っている23歳のウーデゴーが、今季から正式にキャプテンマークを巻いている。

しかし、ウーデゴーだけがチームをまとめているわけではないようで、英『The Athletic』によれば、MFグラニト・ジャカとFWガブリエウ・ジェズスが補佐役に任命されている模様。ウーデゴー不在時には、彼らがキャプテンマークを着用することになるという。

ジャカはかつて、ウナイ・エメリ前監督によってキャプテンを任された時期もあったが、サポーターといざこざを起こしたことが原因で、その座を剥奪された過去がある。それでも彼は長きに渡ってアーセナルを支えている、頼れる中堅選手であり、ウーデゴーにとって頼もしい存在となることは間違いないだろう。

一方のジェズスは、今夏からアーセナルに所属する新加入組であり、ここでの歴史はまだ始まったばかり。ジェズスが補佐役に任命されたことについて、同メディアは、彼がピッチ内外で即座にもたらした影響を物語っていると評している。

さらに、ジェズスがポルトガル語圏の代表的存在であることについても、同メディアは指摘。ブラジルやポルトガルの選手が多いアーセナルにおいて、ポルトガル語はコミュニケーションを図る上で重要な要素であり、彼がこの役割を任された要因の一つとして挙げられている。

ジャカとジェズスは、いずれも直近のレスター・シティ戦で大活躍を見せており、実力的にも申し分ない。こういった頼もしい選手が複数存在していることも、アーセナルの強みの一つと言えるだろう。

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