W杯まで“100日”の段階でオーストラリア中盤の要はどこへ 絶対的主軸のはずの男に続く無所属期間

長くオーストラリア代表でプレイしてきたロギッチ photo/Getty Images

29歳の大型MFはどこへいく

ついにワールドカップ・カタール大会まで残り100日。クラブの戦いと同時に、間近に迫るワールドカップへ代表選手たちはコンディションやメンタルを整えていかなければならない。

やはりまずはクラブで安定した出場機会を確保し、そこで結果を出して自信をつけてもらうのが一番だ。いかに優れた選手でも、クラブで出番のない選手はワールドカップ本番で起用しづらい。

そんな中、英『Daily Mail』が心配したのがオーストラリア代表だ。アジア最後の1チームとして6月13日にペルー代表との大陸間プレイオフを制して本大会出場を決めたオーストラリアだが、中盤の軸となるべき29歳のMFトム・ロギッチが今もフリーの状態なのだ。

ロギッチといえばスコットランドのセルティックで長くプレイしてきた選手だが、セルティックを今夏に退団。いくつか行き先候補は挙がっていたが、現段階ではフリーのままだ。

オーストラリア代表ではアジア最終予選にも参戦していたが、最後の出場は今年2月のオマーン戦だ。3月に行われた日本、サウジアラビアとの大一番は欠場し、チームも連敗。日本にとってロギッチ不在は助かる部分もあった。

結局ロギッチはその後も欠場が続き、オーストラリアはペルーとの大陸間プレイオフもロギッチを欠いて戦っている。同メディアはロギッチの出場によってカタール大会で好成績を残すチャンスも確実に増すと伝えているが、2012年から代表を知る大型MFのキャリアはどうなるのか。

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