7ヵ月ぶりにゴールを決めたグリーズマン アトレティコの熾烈なCF争いを勝ち抜くことができるか

このままゴールを継続して奪いたい photo/Getty Images

2022年のリーグ戦初ゴールをゲット

昨夏に古巣アトレティコ・マドリードへ復帰したものの、怪我などもあってリーグ戦3ゴールという寂しい結果に終わったFWアントワーヌ・グリーズマン。ヘタフェとのリーガ開幕戦ではスタメン入りこそ逃したものの、約7ヵ月ぶりのゴールを記録し、幸先の良いスタートを切っている。

今季のアトレティコは、ユヴェントスからローンバックしたFWアルバロ・モラタがプレシーズンから好調。彼はヘタフェ戦でも先発出場を果たし、FWジョアン・フェリックスと2トップのコンビを組んだ。

結果的にこの試合では、モラタが2ゴール、J・フェリックスが3アシストを記録。ディエゴ・シメオネ監督の先発起用に、結果で応える形となった。

その一方、先発を外れたグリーズマンも62分から途中出場を果たす。75分にJ・フェリックスから縦パスを受けると、ボックス手間で左足を一閃。グラウンダーの見事なシュートをゴール右隅に突き刺した。

グリーズマンの公式戦でのゴールは、1月に行われたコパ・デル・レイのラージョ・マハダオンダ戦以来7ヵ月ぶりであり、リーグ戦では昨年11月のカディス戦以来。ようやく長いトンネルを抜けた。

チームには今節活躍したモラタ、フェリックスの他に、昨季チーム得点王のFWアンヘル・コレアや、若き有望株FWマテウス・クーニャといったストライカーたちが存在し、グリーズマンのライバルは多い。11月に行われるカタールW杯に向け、できる限り試合に出場しながらコンディションを上げていきたいところだが、シメオネ監督のファーストチョイスとなるためには今回のように途中出場からでもゴールを奪い、得点源としても計算できることを証明していく必要があるだろう。

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